2011年5月7日土曜日

決断

いやはや、9月から通う大学について、とうとう最終的に(僕の中で)決定しました。
Queen Mary, University of Londonというところです。
この大学、知名度という意味では例えばオックスフォードとかケンブリッジとかには及びませんが、法学の分野では(少なくともイギリスの中では)最近評価が上がってきていること、そして、学生の満足度が高いことが決定の主たる理由です。

色々ネットで漁ってみると、学生の中には、「学生の満足度なんて所詮主観的なものじゃないか」とくさすコメントもありましたが、そこは純粋な学生と僕のような社会人を一定年度やってきた人とは感覚が違うのかもしれません。というより、確かに博士号などを取ろうとするのであれば、より学術的な側面を重視する必要があるのかもしれませんが、大学院における授業主体の学習の場合には、どれだけ学校が満足度の高いサービスを提供できるのかというのが重要な要素となるのでしょう。そして、僕の場合には、紛れもなく後者となるわけで。

そうそう、別途オファーをもらっていた、世界的に高い知名度のある学校には、その高過ぎる語学のrequirementについて、サマースクール条件で僕の今の語学の成績で何とか認めてもらえないかというメールを流したところ、木で鼻をくくったような回答があり、その内容がおよそ僕のメールの趣旨をちゃんと理解した上での回答ではないことにむかついて、「ああ、ここじゃあ色々面倒かもしれない」と思ってこれ以上のアクセスをやめることにしました。

ともあれ、自分の母校を決める作業っていうのがこんなに悩ましいものだとは思いませんでした。それぞれの学校がそれぞれに魅力がありましたし、僕自身これらに明確な優劣を設けていなかった分、決定にはかなり迷ったところもあります。
思い返せば、中学受験のときは、第一志望がはっきりしていたので選択自体に何の迷いはありませんでしたし、大学受験に至ってはそもそも1校しか受けていないので、複数の選択肢から学校を選ぶというのは、これが始めての経験だったんです。

ともあれ、大学を決めたからには、あとはそこで何を得るかが大切なことなので、心して取り組まねば!

0 件のコメント:

コメントを投稿