スイス、と言えば、どんなことを思い浮かべますか?
マッターホルン? ユングフラウ? それともハイジ?
…考えてみれば、これらはいずれもドイツ語由来のものですよね。
そう、日本人にとって、スイスはいわばドイツ語圏のイメージからしか語られていないような気がしてなりません。そして、僕もこれまでそうでした。まあ、実際、国民の65%がドイツ系なので、それが間違っているとはいえませんが。
でも、考えてみてください。スイスといって思い浮かべるものに、「レマン湖」、「チーズフォンデュ」、「ジュネーブ」、「ローザンヌ」といったものがありませんか?これらはいずれもフランス語が含まれているわけで…。
…そうです、スイスにはもう1つの大きな部分、French Partというのがあるんです(正確には、それ以外にもイタリアンパート等があるのですが。)。
というわけで、23日にパリからTGVに乗ってやってきたここヌーシャテルは、スイスのFrench Partの一都市です。このブログでもたびたび出てきた件のE嬢とそのご主人のJさんが住んでいて、今回も、彼女の「ここに来なければ許さない」的な勢いで招待されてやってきました。
ヌーシャテル。人口は3万ちょっとの、ヌーシャテル湖を望む坂の街。街自体の歴史は1000年くらいになるようで、町の中心もどことなく中世の面影を漂わせています。
E嬢とJさんが、それはそれは手厚くもてなしてくれていて、今日に至るまで本当に内容ぎっしりの日々を過ごしていますが、今日の記事では、まずはヌーシャテル自身を写真でご紹介としましょう。
23日のパリ・リヨン駅。
クリスマス休暇で帰省する人が多いからでしょうか、本当にたくさんの人でごった返していました。
…そしてたどり着いたヌーシャテル。
ヌーシャテルの中心部附近です。ほんと、坂が多い!
24日は土曜日のため、町の中心には市が立っていました。ここの野菜はとても新鮮!お惣菜系もなかなかおいしそう!ただ、スイスは物価高で、お得感といったものはありません。それでも、クオリティはイギリスよりも明らかに上です。
こんな市には、こんなトラディショナルな秤がよく似合います。
ヌーシャテル湖岸。鴨のつがいが元気良く泳いでいました。我々はどうでしょうか・・・?
この夜は、E嬢の友達を招いてのクリスマスディナー。ご主人のJさんが料理好きで、本格的なコースメニュー仕立て。この夜は結局夜中の2時まで飲み、食べ、そして語らったのでした。
…それから僕らは、更にスイスのFrench Partの魅力を知ることになるのですが、それはまた後ほど。
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