2011年8月7日日曜日

友あり、遠方より来る

先週1週間は、もとハウスメイトの台湾のC嬢が来ていて、木曜日の台北行きのフライトまでの時間をうちで過ごしていました。まあ、普通なら、これで木曜日にC嬢と「在亚洲见!」で済むところなのですが、そうは問屋はおろさないのがボーンマスで出来上がった人間関係のなせる技。なんとまあ、C嬢ととても仲の良かった(というか、この数か月でものすごく親密になった)例のスイスのE嬢が、C嬢を見送りに来る、というただそれだけのために、ご主人(Jさん)まで連れてジュネーブから飛んできたのです。
で、E嬢の希望でサプライズ演出となったわけですが、C嬢はC嬢で感動で目がウルウル。自分の嫁にもサプライズをしない現実主義日本男児な僕からすれば、うーん、ド派手な演出やなぁ、と思わないわけでもありませんでしたが…。まあ、女性は、こういうのがきっと好きなんでしょうね。特にE嬢はこれまで僕があった中でも最強レベルのロマンチストなわけですし。

そして、C嬢の帰国後、E嬢とJさんは更に2日間ロンドンをエンジョイし、今日(日曜日)の朝早く、スイスに帰っていきました。かくして、1週間以上お客様をお泊めした我が家に、改めて(ようやく?)静謐が訪れたのでした。
うーん、それにしても(肉体的にも、精神的にも)疲れた!というわけで、今日は僕も小鴨も部屋に終日引きこもり、食事もあっさりしたものに終始しました。

で、僕の方はというと、これに加えて僕の同業の友人が家族を連れてこれまたロンドン入り。友人が家族から解放された土曜日の午後のひと時をパブで過ごしました。この友人とは、去年の祗園のお茶屋以来なのですが、さして変わらぬ姿を互いにけなしつつ安心もした次第。そして、これからの我々―この業界の中でもやや特殊な分野を志向する者たち―のあるべき方向性からプライベートの話までビール片手に話し込んだのでした。…しっかし、彼も僕も「普通の人生」を送っていないなあ…。

という感慨もつかの間、明日からは、僕の高校以来の友人(以前このブログにもユーミン党としてご登場いただいたN)がロンドン入りします。まあ、このNもNで、世間の人から「あらもったいない」といわれてしかるべきな「普通の人生からの逸脱」を過去に経験した上で今の彼があるわけです。類は友を呼ぶのは、おそらく本当なのでしょう。
ともあれ、Nのキャラ&職業柄、ヲタ心くすぐる文化の薫り高き場所&酒の飲める場所に訪問することになるのでしょう。今はバンコク経由の機中の人であるNを、しっかりと出迎えるつもりです。

かくして、プータローライフ in Londonの最後の2週間は、あわただしく既に過ぎ、そしてこれからも過ぎていくのでしょう。
来週が、最後の1週間。

…あ、そうそう、ごたごたあったビザ申請については、先週の月曜日「下りたよん」との連絡があり、2日後、新しいIDカードが手元に届いたのでした。これで僕も小鴨も正々堂々とイギリスにいることができるようになりました!

2 件のコメント:

  1. それで、皆様無事なのでしょうか。
    毎日報道されていますが。

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  2. お蔭様で大丈夫です。少なくとも僕の普段活動しているエリアでは暴動は起こっていません。
    でも、危険なエリアにはそもそも近づかない、そうでなくとも深夜うろうろしない、極力公共交通機関を利用する、といった辺りは最低限の自己防衛策として心がけてます。

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