2011年7月27日水曜日

ワインつれづれ

昨日、家にある酒が完全になくなってしまったので、近所のスーパーに買い出しに行きました。
ビール(エール)はお気に入りの銘柄の1つの、Old Speckled Hen。まあ、僕がIELTSのスピーキングのテストの際にお世話になった(?)Greene King IPAと同じ会社が出している別のタイプ(アルコール少し強め)です。
イギリスのパブは、大体どこか特定のビールメーカーの系列というか、つながりがあるのですが、僕がボーンマスでよく通ったパブがGreene King系列だったので、その製品を好んで飲むようになった、というだけなんですけどね。


そうそう、この間、ヨーク(まあ、ニューヨークの名前の由来ですな)へショートトリップに出かけたのですが、そこで見たパブの名前がヨークシャーテリア。ヨークはヨークシャー州(county)ですので、まさにドンピシャなネーミングです。この店は、10数年前に醸造を始めた地元のブルワリーの系列で、一押しはその名もずばり「ヨークシャーテリア」!(イギリスには珍しく?)ピルスナーっぽい味わいがなかなか良かったです。



上の写真は、このパブにおいてあったコースター。

閑話休題、昨日はそのOld Speckled Henを買ったついでに(?)、ワインを2本買いました。
僕自身は実は赤ワインよりも白ワインが好きなこともあり、また、温度は日本の比じゃないとはいえ一応季節は夏なのでさわやかなタイプがほしいところ。というわけで選んだのが、オーストラリア産の白(シャルドネ)とスペイン産のロゼ。こちらではワインは日常消費用であれば5ポンド程度でそれなりのが手に入ることは実にありがたいことです。

ところで、日本語のネットを見ていたら、「働く女子が選ぶ『好きなワインの産地』」の第1位は、フランスであったとの由。まあ、順当過ぎるくらい順当な「模範解答」なわけですが、なんかこう、面白くないと感じてしまうのがひねくれ者のmimakiirihiko。大体、「フランス」という名前(or雰囲気)だけで選んでへんか?と訝ってしまうんですよね。で、おそらく好きなワインのタイプは「赤ワイン!」というのがおそらく9割以上なんだろうな、とも。そういう場合には、「知ってるワイン」っていうのは往々にして高級ワインになりがちでしょうから、「ワイン好き」な「働く女子」と付き合う野郎どものお財布も決して生易しいものではありません。

僕は、ワインの知識が大してありませんので、「うーん、○○の△△年は云々」とかいうことは全く分かりません。また、日常的に飲みたいという気持ちが強い僕としては、「希少価値のある高級ワイン」よりも「安くて(主観的に)うまくていつでも手に入る」のが最大の選考基準。このブログでも時々現れた元ハウスメイトのSwiss-FrenchのE嬢なども、そういった感じでお手頃なワインを毎日飲んでいました。彼女は赤派で、そんなに重くないのが好みのようです。で、ちょっと暑い季節にはちょっと冷やしたロゼをたしなんでいました。そういう自然なワインのチョイスは、きっと遺伝子的に組み込まれているんでしょう。僕にはとてもまぶしく見えました。

で、僕がワインを選ぶときは、既にお話したように、「赤よりも白」、「希少価値よりも得やすさ」が大事な考慮要素になるのですが、5月にプロヴァンスに行ったときに、街のビストロで飲んだロゼのさわやかさが忘れられず、最近はロゼも結構買うことが多いです。そういったことが昨日のワインのチョイスにもつながったのかな、と。
そして、最近のマイブームは、スペインワイン。リオハの赤はもとより、白についてもお手頃価格でなかなか僕好みのやつが買えるのでついつい手を伸ばしてしまいます。そしてシェリー!イギリスでは、僕の好きなアモンティリャードというタイプが意外にも簡単に手に入るのがうれしいところ。

なお、働く女子が好むらしいフランスワイン(それも赤)ならば、僕の好みは、ラ・キュヴェ・ミティークにシャトーヌフ・デュ・パプ(まあ、後者は日常消費用とは必ずしも言いがたいですが、ラトゥールとかマルゴーとかよりははるかにまし!)。
あれ?どちらも南仏のワインだ。つか、リオハに味が似てる?
ま、赤ならそういう味が好きなんでしょうね、きっと。

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