というわけで、先週末は、ちょっと近くに出かけようか(それも、市の中心でないところ)、ということで、グリニッジに行ってきました。グリニッジといえば、誰もが知っている「東経/西経0°」の場所。
グリニッジに行くには色々な行き方があるのでしょうが、やっぱり乙なのは、テムズ川のボートでしょう。今回は、地下鉄でエンバンクメント駅まで行き、そこからボートに乗りました。お代、オイスターカード(いわば、suicaやICOCAのようなもんですな。)払いで£4.45。
エンバンクメント発のボートは、普通に通勤・通学にも使われるというもの(つまり、観光船ではない)だということだし、上海でちょくちょく乗った黄浦江の渡し船のことを考えればさぞかしぼろぼろできたないのが来るんじゃないか、と思いきや、これがなかなかきれいで乗り心地も快適。走るスピードもなかなかのものです。
まあ、船自体も良かったのですが、やっぱりここはテムズの両岸の景色は最高のご馳走かな。
やっぱり、まずはこれ。ビッグ・ベン&国会議事堂!
今ではやや慣れてしまったこの建物のある風景ですが、こうやってテムズから見るのはまた新鮮でした。
ロンドン・アイ。
今やロンドンの観光目玉の1つなのですが、値段が高いこともあり、また、これまでお台場やら横浜やらで観覧車に何度と乗ったことがある僕としては、それほど食指が動かないこともまた事実。
これ、どの橋だろう?ウォータールー・ブリッジ?まあ、難しいことはいいや。
セントポール寺院を背景に2階建てバスがテムズを横切る、なんてのは、ほんとロンドンらしく、絵になる風景です。
セント・ポール寺院とテート・モダンとをつなぐミレニアム・ブリッジ。上は通ったことがあるけど、こうやって下から見るのもまたをかし。
橋を下から見ると、いつもの姿とは違って見えるものですが、これもその典型かな。
タワーブリッジ。
最近は、ロンドンはざっと強い雨が降ってすぐ曇り、少し日が差したと思えばまた雨が降るといった天気が続いています。この日はそんな天気の典型例。いきなりの大雨に少しびっくり。でも、船内は至って快適!
さてさて、船に揺られること40分ほどでグリニッジに到着です。
グリニッジといえばまずは天文台!とはやる心を抑えつつ、船着場近くのツーリストインフォメーションセンターを覗くと、これが遊び心たっぷりの体験型アトラクションの形でグリニッジの歴史を紹介するようになっていて、これだけでも結構堪能できます。雨も降ったりやんだりしていたので、僕らもしばし雨宿り。
これらは、グリニッジがらみのいろんな絵が集まっているのですが、何か1つ邪魔者が…!
その後、海軍博物館は時間の関係で飛ばして、天文台に行ったのでした。
でも、小鴨は、余りこちらの分野には関心がないようで、天文台の外でお留守番。僕だけが入場したのでした。
まあ、よく写真で出てくるアレです。この赤いラインが経度0となります。
この下では、経度0の線を跨いで写真を取ろうとする人たちが行列をなしています。
俺はそんなミーハーちゃうわ!
…ってなことなく、しっかり写真取らしていただきやした。
もっとも、行列を少し離れた場所(=ベストの撮影スポットではない場所)ですけどね。
グリニッジを後にした我々は、今度はDLRなるライトレールで都心に戻りました。この路線は、ドッグランズというお台場みたいな場所を通りつつ、シティのバンク駅を目指すのですが、近未来的なビル群をちょっと過ぎれば、いきなりド下町のような(夜歩くのがちょっと怖そうな)街があったりするのが東ロンドンらしくもあります。
で、バンク駅を降りて地上に出たのですが、日本で言えば兜町のようなこの街、日曜日はとても閑散としています。それこそ余り夜に一人歩きしたくないと思ってしまうほど。店はみーんな閉まっています。
そんな中でも、
王立証券取引所。
ずっしりと構えたなかなか威厳に満ちた雰囲気です。横にはイングランド銀行もあります。
こういったシティの建物群を抜けて僕らが向かった先は、リヴァプール・ストリート駅近くにある口コミサイトで評判のイギリス料理店。これからはロンドンのレストランも少し知らないと、ということでのチョイスです。別にしかめつらしい高級店ではなく、普通の喫茶店のような雰囲気で、ロケーション自体もリヴァプール・ストリート駅近くの少しごちゃっとした場所にあります。
で、店の中は、こんな感じ。
ちょっと古色蒼然とした感じで、雰囲気は悪くありません。
でも、隣の席にいた写真に写っているこのおねーちゃん、彼氏とずっと目を見詰め合っていちゃいちゃブチュブチュ。まあ、彼らも10年したら色気より食い気さ、と悲しく笑いあう小鴨と僕。
このビール(スタウト)、ハーフパイントほどで4ポンド以上もしたんですが、味はとても濃厚。ここまでとろっとしたスタウトも初めてでした。確かにおいしかったけど、僕はやっぱりパブでビターを1パイント飲むのが性に合ってるかな。
僕のチョイス。サンデーローストです。サンデーローストと言えば牛肉が普通じゃないか、と思ったのですが、ここでは鶏か豚と言われたので豚をチョイス。しっかし、付け合わせを含め、量が多かった!肉も、日本なら2人前です。
味は…肉自体の味付けが薄かったような…
小鴨のチョイス。舌平目のムニエルに黒米。
黒米はバターで炒めたもののようで、また、周りのソースも相当こってり感が。舌平目が淡白な分、それとのバランスを、という感覚なのでしょうが、黒米とソースを全部食べるのは僕らには至難の業でした。
というわけで、この店、決してまずくはないし、雰囲気的にもよく、全体としてはgoodなのでしょうが、じゃあ病み付きになるかと言われればそうでは決してなく、といった感じです。
まあ、「イギリス料理」としては、かなり良くできたほうではないか、と思っている次第です。
…なお、小鴨は、これを食べている間から「辛いものが食べたい」(←こういう時は、小鴨が食べている物に欲求不満があることを意味します。)と言い続け、くどい黒米を半分ほど残した挙句、家に帰ってから、本当に四川風酸っぱ辛い麺(酸辣麺)を作って食べてました(まあ、あくまでも四川で食べるほどの分量ですけど。)。
僕らのイギリス料理探検の道は、まだ始まったばかりさ!
エンバンクメント発のボートは、普通に通勤・通学にも使われるというもの(つまり、観光船ではない)だということだし、上海でちょくちょく乗った黄浦江の渡し船のことを考えればさぞかしぼろぼろできたないのが来るんじゃないか、と思いきや、これがなかなかきれいで乗り心地も快適。走るスピードもなかなかのものです。
まあ、船自体も良かったのですが、やっぱりここはテムズの両岸の景色は最高のご馳走かな。
やっぱり、まずはこれ。ビッグ・ベン&国会議事堂!
今ではやや慣れてしまったこの建物のある風景ですが、こうやってテムズから見るのはまた新鮮でした。
ロンドン・アイ。
今やロンドンの観光目玉の1つなのですが、値段が高いこともあり、また、これまでお台場やら横浜やらで観覧車に何度と乗ったことがある僕としては、それほど食指が動かないこともまた事実。
これ、どの橋だろう?ウォータールー・ブリッジ?まあ、難しいことはいいや。
セントポール寺院を背景に2階建てバスがテムズを横切る、なんてのは、ほんとロンドンらしく、絵になる風景です。
セント・ポール寺院とテート・モダンとをつなぐミレニアム・ブリッジ。上は通ったことがあるけど、こうやって下から見るのもまたをかし。
橋を下から見ると、いつもの姿とは違って見えるものですが、これもその典型かな。
タワーブリッジ。
最近は、ロンドンはざっと強い雨が降ってすぐ曇り、少し日が差したと思えばまた雨が降るといった天気が続いています。この日はそんな天気の典型例。いきなりの大雨に少しびっくり。でも、船内は至って快適!
さてさて、船に揺られること40分ほどでグリニッジに到着です。
グリニッジといえばまずは天文台!とはやる心を抑えつつ、船着場近くのツーリストインフォメーションセンターを覗くと、これが遊び心たっぷりの体験型アトラクションの形でグリニッジの歴史を紹介するようになっていて、これだけでも結構堪能できます。雨も降ったりやんだりしていたので、僕らもしばし雨宿り。
これらは、グリニッジがらみのいろんな絵が集まっているのですが、何か1つ邪魔者が…!
その後、海軍博物館は時間の関係で飛ばして、天文台に行ったのでした。
でも、小鴨は、余りこちらの分野には関心がないようで、天文台の外でお留守番。僕だけが入場したのでした。
まあ、よく写真で出てくるアレです。この赤いラインが経度0となります。
この下では、経度0の線を跨いで写真を取ろうとする人たちが行列をなしています。
俺はそんなミーハーちゃうわ!
…ってなことなく、しっかり写真取らしていただきやした。
もっとも、行列を少し離れた場所(=ベストの撮影スポットではない場所)ですけどね。
グリニッジを後にした我々は、今度はDLRなるライトレールで都心に戻りました。この路線は、ドッグランズというお台場みたいな場所を通りつつ、シティのバンク駅を目指すのですが、近未来的なビル群をちょっと過ぎれば、いきなりド下町のような(夜歩くのがちょっと怖そうな)街があったりするのが東ロンドンらしくもあります。
で、バンク駅を降りて地上に出たのですが、日本で言えば兜町のようなこの街、日曜日はとても閑散としています。それこそ余り夜に一人歩きしたくないと思ってしまうほど。店はみーんな閉まっています。
そんな中でも、
王立証券取引所。
ずっしりと構えたなかなか威厳に満ちた雰囲気です。横にはイングランド銀行もあります。
こういったシティの建物群を抜けて僕らが向かった先は、リヴァプール・ストリート駅近くにある口コミサイトで評判のイギリス料理店。これからはロンドンのレストランも少し知らないと、ということでのチョイスです。別にしかめつらしい高級店ではなく、普通の喫茶店のような雰囲気で、ロケーション自体もリヴァプール・ストリート駅近くの少しごちゃっとした場所にあります。
で、店の中は、こんな感じ。
ちょっと古色蒼然とした感じで、雰囲気は悪くありません。
でも、隣の席にいた写真に写っているこのおねーちゃん、彼氏とずっと目を見詰め合っていちゃいちゃブチュブチュ。まあ、彼らも10年したら色気より食い気さ、と悲しく笑いあう小鴨と僕。
このビール(スタウト)、ハーフパイントほどで4ポンド以上もしたんですが、味はとても濃厚。ここまでとろっとしたスタウトも初めてでした。確かにおいしかったけど、僕はやっぱりパブでビターを1パイント飲むのが性に合ってるかな。
僕のチョイス。サンデーローストです。サンデーローストと言えば牛肉が普通じゃないか、と思ったのですが、ここでは鶏か豚と言われたので豚をチョイス。しっかし、付け合わせを含め、量が多かった!肉も、日本なら2人前です。
味は…肉自体の味付けが薄かったような…
小鴨のチョイス。舌平目のムニエルに黒米。
黒米はバターで炒めたもののようで、また、周りのソースも相当こってり感が。舌平目が淡白な分、それとのバランスを、という感覚なのでしょうが、黒米とソースを全部食べるのは僕らには至難の業でした。
というわけで、この店、決してまずくはないし、雰囲気的にもよく、全体としてはgoodなのでしょうが、じゃあ病み付きになるかと言われればそうでは決してなく、といった感じです。
まあ、「イギリス料理」としては、かなり良くできたほうではないか、と思っている次第です。
…なお、小鴨は、これを食べている間から「辛いものが食べたい」(←こういう時は、小鴨が食べている物に欲求不満があることを意味します。)と言い続け、くどい黒米を半分ほど残した挙句、家に帰ってから、本当に四川風酸っぱ辛い麺(酸辣麺)を作って食べてました(まあ、あくまでも四川で食べるほどの分量ですけど。)。
僕らのイギリス料理探検の道は、まだ始まったばかりさ!
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