木曜日から、家探しその他もろもろの用事のため、ロンドンに行っていました。ボーンマスの家には、2時間前に戻ってきたところです。
結論から言えば、何とか見つけることができました。
でも、ロンドンの家探しがこんなに大変だとは、正直思ってもみませんでしたよ。
ほんと、(ある程度場所を絞ったものの)ロンドンをあちらこちら動き回り、いくつかの不動産屋に駆け込んでは内覧を申し込み…。でも、ロンドンでは、日本でいう1DK程度の小ぶりの物件であっても、日本人好みするような「小ぎれい」なものとなれば、六本木ヒルズのアパートに住むくらいの家賃を出さない限り、都心部ではなかなか見つかりません。なので、手ごろ(と言っても、家賃は大体東京の1.5倍から2倍と理解してください。)な物件を求めるならば、郊外に出るか、人気のない(治安の悪い地域orそれと隣り合わせにある)地域かに絞らざるを得なくなります。
で、僕たちの場合は、小鴨がいるということもあり、前者の選択肢を取ることにし、最終的に北の方の、地下鉄のゾーンで言えばZone4に当たる場所で決定しました。ちょっと遠い感じもありますが、都心まで地下鉄で30分弱。ちょうど大阪で言えば千里中央から難波まで、といった感覚でしょうか。そう思えば決して遠い距離ではありませんよね。
それでもねぇ、金曜日、それこそロンドンを色々這いずり回って全く見つからなかったときの虚無感といったらありませんでしたよ。おまけに途中3回雨に降られるし。その日の夜は、チャイナ・タウンの湖南料理店で、二人ともやけ食いをしたのでした…。
で、今日は、最後の頼みの綱、と言わんばかりに日系の不動産屋に出かけたんです。スタッフの日本人と日本語でやり取りして、金曜日には見ることができなかった「まともな」(というより、ちゃんとした家らしい)家の紹介を受けたときは、僕もほっとしましたし、小鴨に至っては「思わず涙が出そうだった」とか。
…自分で家賃を払う物件としては、今までで最高額となりますが、まあ、ロンドンに住むならばこれも致し方なく、また、かろうじて予算の範囲内でしたので、僕としては、結構満足しています。どうもご近所さんには日本人が多いらしい、ということを除けば…。
そして、ボーンマスに帰る道すがらの話。
列車はウォータールー駅から一路南西に向かって動き出しました。そして、しばらくすると、のどかなカントリーサイドの風景となりました。その時、僕たちは、なぜイギリス人がカントリーサイドを好むのか、が少し分かった気がしました。
その後、列車は、ウィンチェスターに止まり、その後サザンプトンに止まりました。どれも、耳によく覚えのある地名ばかりです。その時、僕たちは、いかにボーンマス、そして南西イングランドになじんでいたのかに気付きました。
家に着いてドアを開けると、いつもの仲間が何人か集まって食事をしていたのが眼に入りました。その時、僕たちは、いかにこのStudent Houseがすばらしいか、ということを確信したのでした。
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