2011年6月5日日曜日

俺を祝え!

昨日は、Housemateたちが誕生日パーティーを企画してくれました。これは、サプライズ企画だったようですが、3日の夜からの彼女らの行動が何となく怪しいし(例えばケーキの材料を混ぜているとか)、例のE嬢がこういうときに何もしないということはおよそ考えられないことを併せれば、「お、何かやらかそうとしてるな」ということは容易に想像がついちゃいます。でも、サプライズにあえて乗ることも、もてなされる側の礼儀なわけで。

でも、予想以上でしたよ、実際。彼女ら、炭まで買ってきてBBQまでしてくれたんですから!結果、夜中の1時ちょっと前くらいまで楽しく過ごしました。お腹も一杯過ぎるくらい一杯になったし。いずれにせよ、スイス(-フランス)人、ドイツ人、ベネズエラ人、台湾人、中国人、そして日本人が一つ屋根の下で話に興ずる、ってのも、なかなか乙なものでした。

それにしても思い返すは去年の誕生日@上海。6月1日か2日ころ、小鴨が「そういえば4日はmimakiirihikoの誕生日だよね」と言ったにもかかわらず、当日は、朝起きても、小鴨からの「Happy birthday」/「生日快楽」/「お誕生日おめでとう」の一言もありません。一方、日本の両親、兄弟、親戚からは続々とお祝いメールや電話がありましたし、オフィスのスタッフは、それこそサプライズ企画をしてくれて、みんなの「祝你生日快乐~」の歌声に包まれケーキを食べたりしたのでした。

で、夕方、僕は小鴨に、ちょっとしたところで飯を食うか、それとも泰康路とか新天地あたりで一杯やるかといって小鴨にそれとなく話題を振ってみたんです(実は、その時は、仕事着も普段よりはややいいものを着ていました。これは小鴨も今でも多分知らない事実)。
でも、当時上海万博のジャパンウィークを目前に控えて忙しかった小鴨には、僕の必死の間接的アピールは一向に届かず、「疲れた、家の近くで食べて早く帰りたい」との一点張りで、結局、家の近くの広東料理屋(※)で食事をしました。もしかしたら最後にサプライズを用意しているんとちゃうか、と淡い期待も抱いてみたのですが、待てど暮らせど一向にサプライズは現れません。で、最後のお粥も啜り終わったところで、小鴨が職場の人の話を滔々としていたところ、職場の誰かの誕生日とかいう話になり…

(※)広東料理屋とはいっても、いわゆる「茶餐庁」っていうところで、大衆食堂です。実際、料理はプラスチックのお皿で出てきますし、お茶も(かの上海の)水道水を沸かしたお湯で淹れる(つまり、お茶がまずい)ようなところです。


「…(数秒)…あ、あーっ!!ごめーん」

……



ほんまに忘れててんや、我がヨメ。。。
いや、30台後半ともなれば、誕生日を祝ってほしいなどとはあまり思わなくなるのですが(それに男はそもそも誕生日にそれほどの思い入れもないんじゃないかな?)、こうも周りのみんながしっかり覚えているにもかかわらず、いつも一番近くにいる小鴨だけが完全に忘れていることがなんとなく悲しかっただけなんです。

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さて、それから時は流れて1年後。
今回は、更にインターナショナルな雰囲気の中で楽しい誕生日を過ごしたわけです。
小鴨といえば、最近凝りだしたピザを生地から作り、これはこれでおいしかったです。
…とまあ、ここまでは良いのですが…

昨日は、朝起きてから何度も何度も「happy birthday」を繰り返します。そんなに言われたらありがたみがなくなると文句を言ったところ、小鴨は、

「これで後10年言わなくても大丈夫でしょ?」

…orz

で、みんなで食事中、当然去年の話をネタにするわけですが、その時、小鴨曰く、

「去年のことがあったからこそ、今年はよりありがたみを感じるでしょ?」

…(T_T)

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