2012年2月21日火曜日

陶器の街で(その2)

というわけで、前記事の続き。
写真が少ないのはごめんなさい。

ウエッジウッド/ロイヤル・ドルトンのアウトレットショップには結局3時間ほどいたようで、店を出ると午後1時40分。さすがにお腹が空いています。

なので、Hanleyに戻って昼飯を食ってどこかのビジター・センターか博物館に行こうと思ったのですが、なんとなーく時間が中途半端となる予想。
横には未だ興奮気味の小鴨…

しゃーない、じゃ、別のアウトレットに行こう、ということになってしまいました。
ここにおいて、今回のストーク・オン・トレント旅行は、完全な買い物ツアーへと変容してしまったのでした。

で、目指すはDenbyというメーカーのアウトレットショップで、ウエッジウッドのアウトレットショップからは、目の前のバス停から、Hanleyとは逆方向のバスで行けるようです。
というわけで、やってきた34Xのバスの運ちゃんに「ここ行きたいねんけど、このバスでええのん?」みたいなことを言ったら、「行けるで、大体2時半頃着くと思うわ」とのことだったので、シングルチケット2ポンド/人を払ってバスに乗り込みます。

そして、予定の時間よりも遅れること約10分、バスの運ちゃんが「ここやで」と言ってくれたバス停で下車。
こんなところ。


…うーん、何もない田舎の住宅街のようなところです。
自分のパッションの赴くままイギリスにやってきた僕も、とうとう、こんな何の観光的要素もない田舎の辻にまでやってきたのでした…。

で、Denbyのアウトレットショップを探したのですが、それらしきものが見当たりません。結局、入った売店にいたお客さんのおばちゃんに教えてもらってやってきたのがイギリスでよくありがちな郊外型ショッピングセンターです。そう、Denbyのアウトレットショップは、ショッピングセンターのテナントの1つに過ぎなかったのです。ウエッジウッドのアウトレットのようなものをイメージしていた僕たちがなかなか見つけられなかったのは無理もありません。

そうそう、Denbyというのは、僕も今回はじめて知ったのですが、日本語のウェブサイトもありましたのでリンク貼っておきます。

http://denby.jp/

うん、風合いとしてはむしろ日本人にも親しみやすい雰囲気です。全体的にやや厚手で、シンプルな雰囲気がウェッジウッドとは異なる風格をかもし出しています。どちらかといえば、日本人受けしやすいかもしれません。
…結局、ここでも各人用のお皿4枚に大皿1枚を買ってしまいました。Imperial Blueというシリーズで、青がとってもきれいです(上記の日本語サイトには上がっていませんが、イギリス本社のサイトには上がってました。)今、日本での価格を見たら、大体その40%~70%引きかな。
ただ、ここでは日本への配送とかVAT還付手続とかは扱っていないということだったので、それからはえっさほっさとハンドキャリーせざるを得ませんでした…。

Denbyを出たのが結局午後4時前。そこから34Xのバスで来た道を戻ってHanleyに帰ってきたのでした。
おなかがすいていた僕たちは、早速パブに入ってパブ飯。僕もエールを飲んでほっとしたのでした。


その後、6時12分発のヴァージンの列車でロンドンへ。ユーストン7時42分着。地下鉄の連絡も絶妙のタイミングで、8時15分には家に着いていました。

ストーク・オン・トレント。
もともと小規模な6つの街が合併してできた、中国で言えばちょうど東ガンのような街。
それでも、陶器のアウトレットの掘り出し物目当てに多くの旅行客を集めているそうな。
そして、我々もone of themになったというわけ。

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